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野菜つくりに適した土を教えてください

ミミズ.jpg

野菜は、土に根を張り土から養分や水分、酸素までも取り込んで成長していきます。
つまり、野菜や植物は葉だけで呼吸するのではなく、土中の酸素も根から取り込んで、取り込んだ酸素を体内で有機物と燃焼させて炭酸ガスを出す―呼吸を行っています。
その際に発したエネルギーで土中の水と養分を取り込み、吸収します。

その仕組みをより効率良く、効果的に行うためには、土の状態、土作りが非常に重要なポイントになってくるのです。

よく「ミミズがいる土は良い土」と耳にした事があると思いますが、それはミミズがいると、固くなった土に空洞を作り、通気性が良くなりフカフカとした土になるからです。
これはミミズをはじめ微生物が多く、土を活性化し、植物にとっても「良い土」であることの証です。

このように植物の根が活発に活動できる、植物が育ちやすい土の条件は、水はけ・通気性・水もちが良いことが重要です。

土を見分けるポイント

1.水はけが良い事

鉢植え植物に水やりをした時、水は表面に溜まらずに抜けていきますが、問題は鉢底部分に溜まっていないかということです。
排水性の悪い土は、本来ならば空気のあるべき場所に水が溜まるため、根が呼吸阻害を起こして、花着きが悪く、根腐れを起こしやすくなります。

 2.通気性が良い事

根が成長するためには酸素(空気)が必要です。水やりをすると、水は下の方に移動していきます。
移動した後に空気が入って根に供給されます。水が溜まらない土は通気性がよい土で根が張ります。
通気性が悪いと、水はけが悪い土同様に、根が呼吸阻害を起こして、花着きが悪く、根腐れを起こしやすくなります。

 3.水もちが良い事

植物が成長するためには水や肥料が必要であり、これらは主に根から吸収されています。
毎日必要な分だけ養分を与えることは難しいですが、代わりに土が水や養分を一時的に蓄え、必要に応じて植物に供給することになります。
また、与えた肥料が水やりや雨ですぐに流れず、土の中にしっかりと保てることが大事です。

4.有機物を含んでいる事

有機質肥料のことではなく、有機物(堆肥、腐葉土)を含んでいる土の事です。
有機物自体は肥料成分としての働きは期待できませんが、養分や水分を蓄える、緩衝機能を高める、微生物の活動を盛んにするなど、植物にとって様々な有益な作用があります。

5.清潔な土である事

病原菌、害虫や雑草の種子などが混ざった土は、生育に悪影響を与えるため、異物や病害虫を含まない清潔な土が望ましいです。
また、土の中に釘やガラスなどの破片などが入っていれば作業中にケガをすることもあります。

6.土に適度な重さがある事

土の重さは土の土台になります。植物を安定させるのには、適度な重さが必要であまり軽い土は、水やりや雨で植物の株が動き、根が張らずに背の高い植物は安定しません。

7.酸度が偏っていない

酸性が強すぎると、特定の養分が吸収しにくくなり、根や株が弱りやすく養分の吸収率が悪くなります。

 

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