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お米の力を考えてみよう。

「お米を食べると太るから」「炭水化物は肌荒れの原因だから」などと言う話を聞きますが、お米を主食にしている日本人は肥満大国と言われるアメリカ人より太っているでしょうか。

 お米は炭水化物。炭水化物は消化される糖質と消化されない食物繊維に分類され、糖質の方は体内に入ると炭酸ガスと水に分類される過程でエネルギーを生み出します。このエネルギーは人間が生きていくうえでの活力になります。エネルギーが不足すると、脳も体も機能しません。だから炭水化物は人間の体にとって欠かすことのできない栄養素なので、たんぱく質、脂質と共に「三大栄養素」と呼ばれています。

 このエネルギーですが、余った部分は中性脂肪となって皮下脂肪に蓄えられます。エネルギーをとる一方で消耗しない生活を続けると太るということです。これは炭水化物に限ったことではなく食べ物は消費する以上に摂取すれば体内に蓄積されます。

 毎日を元気に過ごすのに欠かせないエネルギー。その総エネルギーの少なくとも55%以上を各種炭水化物からとる食事は、体脂肪蓄積の可能性を低減することも報告されています。つまり炭水化物をしっかりとる食事は逆に体脂肪蓄積を防ぎ本来の意味での健康な体重を維持し、肥満防止にも実は極めて有効なのです。

 また、お米の中には「ギャバ(GABA)=ガンマ(ɤ)ーアミノ酪酸」という成分が含まれており、血圧の安定や動脈硬化の予防に効果がある物質として脚光を浴びています。ギャバを発生させたご飯を高血圧のネズミに3か月食べ続けさせた実験では、驚くほどに血圧が下がったとの報告もあります。ギャバは特に体の中では脳に多く存在している物質で、脳内の血行良くしたり、神経伝達を活発にするなどの働きにも優れており、脳細胞の働きを活発にしてくれます。

 ギャバは胚芽米や玄米を一晩水に漬けておくだけで発生する物質ですが、水溶性のギャバは水に溶けだすので、水に漬けておく時間が長いほど多く発生し、有効です。漬ける時間は一晩が理想ですが、最低3時間は水に漬けると良いそうです。ギャバは生きたお米の酵素によって発生するものなので、古米は効果が期待できません。また、白米よりも胚芽米や玄米のほうがより効果的で、胚芽部分にはミネラルやビタミン類が凝縮されているので、一晩水に漬けた玄米や胚芽米は、血圧を下げると同時に、豊富なビタミンB群を取り入れることができます。高血圧気味の方は上記のようなお米の炊き方でギャバを発生させたご飯を食べてみてはいかがでしょうか。

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